とある病院薬剤師の日常〜突発性難聴になってから治るまでの過程〜

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はじめに

こんにちわ。

近年、若者の突発性難聴になったという記事、ツイートが目立つ気がします。

奇しくも私も突発性難聴になり、現在は完治(耳鳴りはします)していますが

判断を誤ると後遺症が残ってしまいます。

今回は実際に突発性難聴になった際の対応の仕方、どのような経過を辿るのかについて

書いていきたいと思います。

病歴について

今までの病歴についてはこちらの記事にまとめてあるのでご覧になってください。

突発性難聴とは

突発性難聴とは、何の誘因もなく突然に耳が聞こえにくくなる原因不明の病気です。

難聴には、外耳や中耳の異常によって起こる“伝音難聴”と、内耳や蝸牛神経、

脳の異常によって起こる“感音難聴”の2つに大きく分類されます。

突発性難聴は、感音難聴のうち原因が明らかでないものの総称です。

幅広い年代でみられますが、特に50歳代~70歳代の方に多く、

発症者は年間10万人あたり60.9人(約76,500人)と推定されています。

原因不明ですが、内耳の障害に伴って内耳から脳に音がうまく伝わらないことで難聴となり、

一般的には左右のどちらかの耳に起こります。難聴の発生と前後して耳鳴りやめまい、吐き気などの症状を伴うこともあります。

突発性難聴では治療が遅れるほど治療効果が低下し、後遺症として聴力が失われたり耳鳴りが残ったりすることもあるため、

早めに受診して治療を開始することが大切です。

https://medicalnote.jp/diseases/突発性難聴?utm_campaign=突発性難聴&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo

突発性難聴になった経緯

2018年3月に発症しました。

ちょうど薬剤師国家試験を終えた後に違和感があったのですが

試験の疲れもあり、その日はすぐに横になりました。

翌日目が覚めた時に左耳に違和感がありました。

その違和感とはプールで耳に水が詰まった状態が永続的に続くような感じです。

1日経てば治ると思い、様子をみていましたが一向に良くならなかったので

地元の耳鼻科へ受診に行き、突発性難聴と診断されました。

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突発性難聴になってから完治までの流れ

突発性難聴になってから1日目-4年後まで

<2018年3月17日>

突発性難聴に発症

それから4年間の経過が下記のyoutube動画でご覧になれます。

また、動画の右上のアイコンの再生リストより1日目〜4年後までの状況について

ご覧になれます。

最後に

突発性難聴は現在幅広い年代でみられますが、特に50歳代~70歳代の方に多く、

発症者は年間10万人あたり60.9人(約76,500人)と推定されています。

しかし、私のような20代も発症しているという事実を知っていることで

予防することは可能だと感じます。

現代では耳を負担させるものが以前より多く存在しているため

若年層による突発性難聴の発症は多く報道されています。

例えば、通勤、通学の際にイヤホンを用いて音楽等を毎日聴くだけでも

耳の負担は多いと思います。

そのため、少しずつでも良いので耳の負担を軽減させる動きをして

突発性難聴にならないように注意していきましょう。

耳の異常を感じたらすぐに医療機関に受診してくださいね。

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