とある病院薬剤師が富士山(剣ヶ峰)を御殿場ルートで日帰り登山した記録 R6.8.22

はじめに

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登山は好きですか?

私は小学生の頃に何もわからないまま父親と一緒に長野県の金峰山を登頂したことがきっかけで

登山をはじめました。

それから金峰山への登山が恒例となり、ずっと登っていたのですが

途中から果たして私自身はどこまで登ることが出来るのだろうかという疑問が脳裏を過っていて

この好奇心の答えを見つけるために様々な山に登り始めたのがことの始まりになります。

今までの登山記録

2020年に登頂した山

・高川山

・金時山

・八溝山

・日光白根山

・男体山

・赤城山

・地蔵山-熊野岳

・養老山

・大東岳

・愛宕山

2021年に登頂した山

剣岳

赤岳

谷川岳 西黒尾根ルート

富士山:日帰り御殿場ルート

乾徳山

北岳(広河原ルート)

武甲山

荒島岳

塔ノ岳-丹沢山

木賊山-甲武信ヶ岳

槍ヶ岳

甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根ルート

赤薙山-女峰山 日帰り霧降高原ルート

2022年に登頂した山

・赤城山厳冬期日帰り縦走(駒ヶ岳-黒檜山)

・鋸岳日帰り登山

・塔ノ岳-丹沢山-大丸-小丸-鍋割山5座日帰り縦走

・瑞牆山登頂

2023年に登頂した山

・日光白根山

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2024年に登頂した山

・那須連山縦走(茶臼岳・朝日岳)

富士山(剣ヶ峰)について

富士山(ふじさん)は、静岡県(富士宮市、富士市、裾野市、御殿場市、駿東郡小山町)と

山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山である。

標高3776.12m、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。

wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/富士山

富士山(剣ヶ峰)コース概要

<コース概要>

富士山の山頂へ至る登山ルートは4つあります。

吉田ルート

<位置と特徴>

吉田ルートは、富士スバルライン五合目を出発し、六合目で吉田口登山道と合流します。

山梨県側の富士山の北側から山頂を目指すルートです。

  • 登山道と下山道が別になっている。
  • 登りの登山道に山小屋が多い。逆に下山道には山小屋がほとんどない。
  • 富士山に登る登山客の半数以上が吉田ルートを利用している。

<登山口の標高>

2305m

<標準登山時間>

登り:約6時間

下り:約4時間

<距離>

登り:約6.8km

下り:約7.0km

須走ルート

<位置と特徴>

須走ルートは、須走口五合目を出発し、静岡県側(小山町内)の富士山東側から山頂を目指すルートです。

標高の高い位置まで樹林帯が広がっており、登山中の日差しから守られる。

  • 樹林帯を抜けると、どこからでもご来光や影富士が見られる。
  • 火山砂利の下山道を一直線に下る「砂走り」がある。
  • 登山道と下山道が別。本八合目から山頂までの区間は吉田ルートと合流。
  • 樹林帯では見通しが効かないため、夜間や濃霧時は道に迷わないように注意。

<登山口の標高>

1970m

<標準登山時間>

登り:約6時間

下り:約3時間

<距離>

登り:約6.9km

下り:約6.2km

御殿場ルート

<位置と特徴>

御殿場ルートは、御殿場口新五合目を出発し、静岡県側(御殿場市)の富士山南東側から山頂を目指すルートです。

  • 出発点の標高が低く、傾斜が緩やか。(山頂までの標高差が大きく、距離が長いため健脚向き)
  • 火山砂利を下る大砂走りの下山がダイナミック。
  • 他ルートに比べて山小屋が少ない。(トイレや休憩場所が少なく、緊急時に対応できる施設がない)
  • 4ルート中、最も登山者が少ないため、静かな登山が楽しめる。
  • 登山道の標高の高い位置から、ご来光が見られる。
  • 目標物が少ないため、夜間や濃霧時には道に迷いやすい。

<登山口の標高>

1440m

<標準登山時間>

登り:約7時間

下り:約3時間

<距離>

登り:約10.5km

下り:約8.4km

富士宮ルート

<位置と特徴>

富士宮ルートは、富士宮口五合目を出発し、静岡県側(富士宮市内)の富士山南側から山頂を目指すルートです。

  • 4つの登山ルートのうち、最も標高の高い位置から出発するため、山頂までの距離が短い。
  • そのため、吉田ルートに次いで登山者が多い。
  • 全体的に傾斜が急で、やや岩場が多い。
  • 登山道と下山道が同じで、ルートを間違えにくい反面、混雑時は譲り合って登山することが必要。

<登山口の標高>

2380m

<標準登山時間>

登り:約5時間

下り:約3時間

<距離>

登り:約4.3km

下り:約4.3km

富士登山オフィシャルサイトより

https://fujisan-climb.jp/trails/index.html

御殿場口新5合目バス停時刻表

下記の画像の通りになります。

FujiQモビリティより引用

https://www.fujikyumobility.com/rosen/k13tob0000000d4j-att/2024gotembatrailtimetable.pdf
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登山スケジュール

下記の記事を書く前に考えているルート及び目的としては

前回のリベンジ、富士山頂の御朱印を手に入れること、大砂走りをすることの3点です。

<前回のリベンジとは?>

2021年9月10日時↓

私は2021年9月10日に今回と同じルートである御殿場ルートの日帰り登山を初見で達成しました。

そもそも富士山自体が初めてで最初が御殿場ルートという選択を取る方は少ないようです。

登頂自体は成功したのですが

登山前日まで仕事をして23時52分にホテルに到着し、

翌日5時30分に出発する睡眠時間不足。(コロナ禍だったためタクシーがこの時間が最速であった)

また、前日の明太子スパゲッティにお腹を壊したため、最悪のコンディション。

上記のため、予定時刻より時間がかかってしまったため下山が19時前辺りになってしまい

かなり大変でした。

この登山時間をベストコンディションで更新したいという気持ちです。

<富士山頂の御朱印を手に入れること>

そもそも富士山頂に御朱印があることを知らずに貰えなかったこと、

また、御朱印をもらえる時期を過ぎてしまったため扉が閉まっていたので

この御朱印を貰うために登ります。

<大砂走りをすること>

前回の下山時にも大砂走りを通ったのですがスパッツを忘れてしまい、

歩くたびに靴の中に砂が入る状況になり、

走ることが出来なく、悲しい思いをしたため

今回はスパッツを準備してきたので

思いっきり走りたいと思います。

予定スケジュール

<前回のタイム>

御殿場駅:5:30(タクシー)

御殿場口新五合目:5:54

御殿場口新五合目5:54-新六合目8:14

新六合目8:14-七合目9:59

七合目9:59-八合目12:49

八合目12:49-銀明水14:29

銀明水14:29-剣ヶ峰14:47

剣ヶ峰15:02-七合目16:45

七合目16:45-御殿場口新五合目:18:50

登りタイム:8時間53分

下りタイム:4時間3分

トータル:12時間56分

<今回のタイム予定>

御殿場駅:4:30(タクシー)

御殿場口新五合目:4:54

御殿場口新五合目4:54-新六合目7:10

新六合目7:10-七合目8:55

七合目8:55-八合目11:30

八合目11:30-銀明水13:10

銀明水13:10-剣ヶ峰13:25

剣ヶ峰13:25–御殿場口新五合目:16:25

登りタイム:7時間31分

下りタイム:3時間

トータル:10時間31分

実際のスケジュール

<実際のタイム>

御殿場駅:6:10(タクシー)

御殿場口新五合目:6:35

御殿場口新五合目6:35-新六合目9:30

新六合目9:30-七合目11:22

七合目11:22-八合目13:14

八合目13:14-銀明水14:36

銀明水14:36-剣ヶ峰14:55

剣ヶ峰14:55-御殿場口新五合目:18:20

登りタイム:8時間20分

下りタイム:3時間25分

トータル:11時間45分

感想

無事に富士山の御殿場ルート日帰り登山成功しました。

これはハードル高めの最低限でもあり、無事に終えることが出来て良かったです。

今回は予定通りにいかなかった点が多くあり、中々対応が大変な登山でもありました。

<トラブル①.早朝タクシーがなかった>

ホテルにチェックインする際にタクシー予約をお願いしたのですが

タクシーの1番早いスタートが6時10分からと聞き、登り始める前に

まずハードルが上がりました。

御殿場は都内と違って田舎なのでタクシーは6時からになりますと。

3年前に訪れた際はコロナ禍なのでと言われ5時30分に手配してもらったのですが

幸先悪いスタートとなりました。

この段階で吉田ルート等への変更も可能だったのですが

最初に決めた御殿場ルートの借りを返すためにここまできたので

変更はしませんでした。

<トラブル②.七合目辺りで足が悲鳴をあげ始める>

これは予想外だったのですが七合目あたりで足が疲労で藁になってました。

3年前では9合目あたりまでは足の疲労は感じていなかったのですが

近年多忙により登山に行く頻度が少なくなっていたので登山用の筋力が弱まっていたのだと思います。

日頃のトレーニングはしていたのですが登山で使う筋力は登山で賄わなければいけませんね。

<トラブル③.登山用スパッツは大砂走り手前で良かった>

今回の目的の1つとして大砂走りのために登山用スパッツを用意していったのですが

装着するのは大砂走り手前くらいで良かったなと感じました。

休憩の際に登山靴を脱いだりすることがあるので

登山用スパッツを履いていると容易に脱げなくなるので

そういうことも考えないとなと感じました。

<トラブル④.大砂走りでは足に負担が結構かかる>

今回のテーマの1つである大砂走りだったのですが

一定間隔で走りましたが体験してみてわかったことは

かなり足に負担がかかることです。

普段からランニング等をしていない登山者は怪我をする恐れがあるので注意してください。

私は普段ランニング等をしていなかったのでもろに負担がかかりました。

ただ、過去に登山用スパッツを使用しないで靴の中に砂利が入りながら

下山していたことを思い出すと今回は1度も砂利が入らなかったので

スッキリしました。

今回の登山で感じたこと

今回の登山は3つのやり残しを解消するために3年ぶりに富士山に挑みました

その3つともにクリアすることが出来てとても満足しています。

また、登山タイムも前回と比較して1時間10分短縮することが出来て良かったです。

登山に使用する筋力、心肺機能に関しては「ランニング」、「登山」を

日頃のトレーニングメニューに加えた方が良いと特に感じましたが

ランニングをする時間が。。。

ランニングマシーン買えるけど置くスペースが。。。

天候は不安定な状態だったのですがまた1つ達成することが出来て良かったです。

最後に

登山って楽しいですよね。

何が楽しいって初めての場所にきた際は常に新鮮な気持ちでいられるし、

通常出会わなかったであろう人と交流することが出来るのは登山の醍醐味かなと感じます。

皆さんも登山を初めてみませんか?

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