とある病院薬剤師が北岳を広河原ルートでテント泊した記録 R3.6.25-6.26
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はじめに
登山は好きですか?
私は小学生の頃に何もわからないまま父親と一緒に長野県の金峰山を登頂したことがきっかけで
登山をはじめました。
それから金峰山への登山が恒例となり、ずっと登っていたのですが
途中から果たして私自身はどこまで登ることが出来るのだろうかという疑問が脳裏を過っていて
この好奇心の答えを見つけるために様々な山に登り始めたのがことの始まりになります。
今までの登山記録
2020年に登頂した山
・高川山
・金時山
・八溝山
・日光白根山
・男体山
・赤城山
・地蔵山-熊野岳
・養老山
・大東岳
・愛宕山
2021年に登頂した山
剱岳(別山尾根ルート)
赤岳
谷川岳 (西黒尾根ルート)
富士山:(日帰り御殿場ルート)
乾徳山
北岳(広河原ルート)
武甲山
荒島岳
塔ノ岳-丹沢山
木賊山-甲武信ヶ岳
槍ヶ岳
甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ルート)
赤薙山-女峰山(日帰り霧降高原ルート)
2022年に登頂した山
・赤城山厳冬期日帰り縦走(駒ヶ岳-黒檜山)
・鋸岳(日帰り登山)
・塔ノ岳-丹沢山-大丸-小丸-鍋割山(5座日帰り縦走)
・瑞牆山
2023年に登頂した山
・日光白根山
2024年に登頂した山
・那須連山縦走(茶臼岳-朝日岳)
北岳について
北岳は山梨県南アルプス市にある標高3193.2mの山です。
富士山に次ぐ日本第二位の高峰で日本百名山、山梨百名山のひとつです。
古くから多くの登山者に親しまれており、お花畑も見事です。
山頂付近では固有種の高山植物キタダケソウが自生します。
また、北岳の東側斜面には北岳バットレスと呼ばれる山頂から続く高さ約600メートルの岩壁があります。
南アルプスならではのダイナミックな展望、雪渓や樹林帯といった変化に富んだコースが人気の理由となっています。
北岳 一般社団法人 南アルプス市観光協会より
https://minami-alpskankou.jp/?page_id=5513
北岳広河原コース概要
広河原ルート
<特徴>
広河原から北岳は上り1,782mの標高差があり、アルプスの登山としては標高差だけみると難易度は高く
高山病などにも気を付けなくてはいけません。
しかし北岳に向かう途中には白根御池小屋、北岳肩の小屋があり、
日帰りではなく山小屋泊を計画するのならば北アルプス初心者でも楽しめる登山ルートです。
日程: 日帰り〜1泊2日
(1泊目: 北岳肩の小屋)
<登山口の標高>
1530m(広河原山荘)
<標準登山時間>
登り:約6時間25分
下り:約4時間25分
<距離>
歩行距離:10.9km
山旅旅より引用
https://yamatabitabi.com/archives/140283
THE JAPAN ALPsより引用
https://thejapanalps.com/route/mt-kitadake/route-01/
甲府駅・竜王・市営芦安駐車場~夜叉神峠登山口・広河原線時刻表
時刻表は下記のURLより確認してください。
山梨交通HPより引用
https://www.alpen-route.com/_wp/wp-content/uploads/2024/04/2024timetable_dentetsutoyama-ogizawa-0415_1104.pdf
登山スケジュール
日本の標高順で第2位に位置している北岳は1度登ってみたい山の1つでした。
また、山頂付近の山小屋へテント泊するため、風でテントが飛ばされないように
しないとなという考えでいました。
日帰りだとバス停近くでテントを張って、身軽な状態で朝早く出発することも
出来るようですね。
あまり不安な要素はなかったのですが山頂付近までテントを担いで行くので
体力大丈夫だろうかというものはありました。
実際のスケジュール
<実際のタイム>
[1日目]
甲府駅バス停9:05-広河原(ひろがわら)バス停10:58
広河原11:05-白根御池小屋:13:13
白根御池小屋:13:13-北岳肩の小屋:17:20
テント設置:17:45-18:15
[2日目]
北岳肩の小屋6:00-北岳6:50
北岳6:50-北岳肩の小屋:7:30
テント撤収30分
北岳肩の小屋:7:36-白根御池小屋:10:00
白根御池小屋:10:00-広河原12:00
広河原バス停12:00-甲府駅バス停13:50
登りタイム:6時間50分
下りタイム:4時間42分
トータル:11時間32分
感想
北岳はアクセスが良く、登山道も整備されているので登りやすい3000m級の山なので
非常に登りやすかったです。
山頂付近の山小屋にテントを設置した際に強風が心配でしたが
特に心配するような出来事もなく過ごすことが出来ました。
天候も快晴だったので良かったです。
初めてのテント泊、3000m級の登山をしたい方にはお勧めの場所になります。
今回の登山で感じたこと
基本的に同じ山、ルートは2度は行かないようにしています。
その理由としては、新鮮さが確実に薄くなってしまうためです。
季節によっては山の表情や空気感が変わりますが1度行った場所は
攻略法がわかってしまうし、身体が慣れてしまっているので
つまらなくなっちゃうんですよね。
今回の北岳は1泊目のテント内の夜は雨が降っていたのですが
登山中は終始晴れていたのでとても楽しく登山をすることが出来ました。
今後登るとしたら縦走で行くかなと思います。
最後に
登山って楽しいですよね。
何が楽しいって初めての場所にきた際は常に新鮮な気持ちでいられるし、
通常出会わなかったであろう人と交流することが出来るのは登山の醍醐味かなと感じます。
皆さんも登山を初めてみませんか?